重要文化財
鐘楼
江戸後期 正徳元年 1711
桁行一間
梁間一間
一重
入母屋造
本瓦葺
この記事は約2分で読めます

静寂の中に、
み教えが響く
鐘楼は一辺約4.8メートルの一間四方で、入母屋造・本瓦葺の屋根をもつ伝統的な建築です。
四隅の柱の間に八角柱を2本ずつ加え、大仏様風の肘木を用いることで、奈良・東大寺の鐘楼に似た印象を与えています。
内部の銅鐘は、専修寺第15世住持・堯朝上人の七回忌にあたり、その夫人である高松院(藤堂高虎の娘)が、慶安5年(1652年)に津の鋳物師・辻越後守重種とその一門・氏種に依頼して鋳造されたもので、辻氏はこの地域で優れた鋳造作品を数多く残しています。
堯朝上人
浄土真宗高田派専修寺の第15世法主。一身田の大火で御堂焼失などにより幕府の難を避け難く一身を犠牲にせられた。内室は藤堂高虎の長女、高松院(いと姫)。1614-1646。
東大寺
奈良市にある華厳宗の大本山。聖武天皇発願で建立され、盧舎那仏を本尊とする。奈良時代創建。
肘木

入母屋造
母屋を切妻造とし、その四方に廂を葺き下ろして一つの屋根としたもの。

アンケートにご協力ください
所要時間30秒程度